うつ病

うつ病

適応障害とは、新しい環境にうまく適応することができず、様々な心身の症状が現れて、社会生活に支障をきたす心の疾患のことです。
不適応になるきっかけとして多いのは、生活環境の変化です。新しい土地や職場、学校に移ることや、昇進、配置転換などが原因としてよく見受けられます。発症は通常、生活の変化や強いストレスのかかる出来事が生じてから1ヶ月以内と言われます。
ストレスとなる原因(状況や出来事)がはっきりしているので、その原因から離れれば、症状は次第に改善していきます。しかし、ストレスの原因から離れられない、また取り除けないような状況では、症状が慢性化することもあります。

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害(躁うつ病)

双極性障害という病名にある「双極」とは、「2つの極がある」という意味合いであり、著しく気分が高揚する躁状態と、意欲が低下して憂うつになるうつ状態という正反対の心理状態を繰り返す心の病です。

適応障害

適応障害

適応障害とは、新しい環境にうまく適応することができず、様々な心身の症状が現れて、社会生活に支障をきたす心の疾患のことです。

不眠症

不眠症

「寝つきが悪い」「夜中や早朝に目が覚める」「ぐっすり寝た気がしない」――こうした睡眠トラブルのために、日常生活に支障をきたす状態になり、しかもそれが慢性的に続くようなら、それは不眠症かも知れません。

パニック障害

パニック障害

パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(心拍数が増加している状態)、震え、痺れ、息苦しさ、胸部不快感、冷や汗、めまいといった身体的な症状に加え、「このまま死んでしまうのではないか」と思うほどの強い不安感に襲われる疾患です。

社交不安障害

社交不安障害

例えば結婚式でスピーチをする時やプレゼンテーションをする時など、大勢の前に立った際の緊張・あがりは誰にも経験があるでしょう。通常であれば、それはごく自然な感覚なのですが、このような状況を恐れるあまり、その状況を避けようとして会社や学校に行けないなど、日常生活に支障をきたすようになると、それは社交不安障害という心の疾患であり、治療の対象になります。

自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症は、文字通り自律神経が失調した(バランスが崩れた)状態です。自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っており、呼吸、体温、血管や内臓などの動きを無意識的にコントロールしています。

統合失調症

統合失調症

人間の脳の働きは、脳に張り巡らされた神経のネットワークが司っています。目や耳から入った情報の処理、思考、感情などは、すべてこの神経ネットワークの働きによって営まれています。そうした働きをうまくまとめることができなくなっている状態、つまり「統合」が「失調」している状態が、統合失調症の本体です。

認知症

認知症

正常に働いていた脳の機能が低下し、記憶や思考への影響が見られる疾患が認知症です。認知症では、物事を記憶したり判断したりする能力や、時間や場所・人などを認識する能力が下がるため、日常生活に支障が生じてきます。

強迫性障害

強迫性障害

自分の意思に反して不安もしくは不快な考え(強迫観念)が頭に浮かんできて、それを抑えようとしても抑え切れず、またそのような考えを打ち消そうとして、無意味な行為(強迫行為)を繰り返さずにはいられなくなる心の病気です。根底には「不安」が存在しており、不安障害の一つに分類されます。

月経前症候群(PMS・PMDD)

月経前症候群(PMS・PMDD)

生理前になると「イライラする」「気分が沈んでしまう」「体がだるくなる」「頭痛に悩まされる」――こうした生理前のつらい症状は、月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)と呼ばれます。PMSのなかでもとりわけ精神的不調の程度が重く、日常生活に支障をきたすほどの状態を月経前不快気分障害(PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder)と言います。