実りの秋、芸術の秋
2023.12.17
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ひんやりとした空気の中、コーヒー豆を挽いて淹れるのが楽しみな今日この頃です。
ようやく長かった夏が終わり、秋を迎えましたが皆さま中秋の名月はご覧になりましたか。
私はイタリアの友人であるチェリストの彼が、3年ぶりの演奏会での来日に伴い、観光をアテンドするのに東奔西走しておりました。
近年はほぼ毎年来日していたのに、会えずにいた時間を経て、今こうして国を超えて音楽を聞かせに来てくれることが、やっと可能になったのだなとしみじみ思うのです。
自由でいる・・・ということに感慨を覚えます。
世界では色々なことが起こるけれど、悲しみも怒りも憎しみも音楽の世界にはありません。
銀座のホールにいる聴衆の全てが、甘美な音楽に身を委ねる幸福なひとときでした。
彼らの素敵なコンサートでは、儚い人生を存分に味わい、堪能し全力で駆け抜けるのだという力強いメッセージを残していってくれました。
皆さま、自由に生きられる人生を、どのように生きていきたいでしょうか?
私はですね・・・、
やはりこれまでもこの先も、変わりません。皆さまの健やかな精神の安定のために、医療を通して尽くしていきたいのです。