思いやりボックス

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白金台メディカルクリニックの藤井です。

美しい新緑が眩しい季節も足早に過ぎ去っていきますね。

3回目の緊急事態宣言が続いて重苦しい中ですが、ある患者さまから心温まるお話を伺いました。許可を頂いたので、皆さまにご紹介しますね。

昨年の緊急事態宣言下の外出途中に、当時なかなか手に入らなかったマスクや、目に止まったお母様の好きそうなお煎餅などがあると購入し、小包で一言添えて送っているとおっしゃっていました。

そしてまたお母様も、その方の好きそうな物をお手紙と共に送って下さるのだそうです。


とても素敵ではないですか?

なかなか会えなくなってしまった時にさえ、大切な人を思い合う気持ちの優しさに、胸が熱くなりました。

離れていても、きっと誰かの心をぎゅっと抱きしめることはできるはずです。

不安からコロナ差別や他人を攻撃するなど悲しいニュースもありますが、こんな時代だからこそ、誰かを思いやる優しさが、周りに拡がっていって欲しい…そう感じます。

私は外出を控えている父に、クリスチャントルチュで見つけた沈丁花を、

親友に、私がよく利用させていただく能登のお刺身直送便を送ってみました。

(本当に美味しいのですよ→https://www.sashimi.co.jp/)

大切なお友達にも、励ましと共に何か素敵な物を届けてみたいと思います。

さて、あなたは誰にどんな思いやりボックスを送りますか。

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