涙、涙、涙

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賑やかなクリスマスが過ぎると、途端に街が新年を迎える粛々とした雰囲気に包まれますね。

年末年始はクリニック診察の予約が取れずご迷惑をおかけして申し訳ありません。私もあと少し、朝から晩までコーヒー休憩無しのノンストップで診察室に篭ります。
皆さま今年はいかがでしたでしょうか?

好評だった「先着10数名女性患者様限定」の
年末メッセージ付きスイーツ。



1年を振り返るとき、多くの患者さまの涙を思い浮かべます。
悲しみ、不安、苦悩、葛藤、苦痛、怒り、涙のわけも様々です。
それ程に追い詰められていたのだな、辛かったのだなと、皆さまの思いがこちらにも伝わってきます。


私自身がそれで苦しくなることはないのですが、でも、患者さんの苦しみ悲しみに共鳴することはとっても大切だと思うのです。何が目の前の患者さんを苦しめているのだろう?
できる限り早くその苦痛を取り除くためのベストルートは・・・
今、その患者さまが必要としている言葉は、どんな言葉だろう?患者さんの気持ちを正確に汲み取ることができるとそれだけ治療もスムーズになります。



一刻も早く症状が良くなるようにと皆様に同様に治療をしているのですが、ただ、私も人間ですので時にはそれがうまくいかないこともあるのです。なぜか感情があまり伝わって来なかったり、相性が合わなかったり、当院のシステムにご理解いただけない場合など。

残念ながらそんな時は無理にここでの診療に固執して時間を無駄にせず、他にきちんと信頼関係を築ける所へ移る方が症状改善に良いかもしれません。

せっかく当院へお越しいただくからには、その期待に応えたいと思う気持ちは当然あるのですが・・・
私もできる限り努力していきます。これからも皆さまの涙が乾いて、明るい笑顔になっていくのをたくさん見たい、と思います。

去年のヒヤシンス。
 もう再起は不能なのだ、そう思っていても真夏を耐え越冬し、
再び復活する姿は患者様の自己治癒力を彷彿させます。



今年一年ご自身の不調に向き合い、私共を信頼して通院して下さった皆さま、本当にお疲れ様でした。 どうぞ頑張った自分を十分労ってあげて下さい。自分自身にも感謝しましょうね・・・。

そしてクリニック内外のお世話になったスタッフの皆さん、近隣の医療機関様も、支えて下さった方々も1年間どうも有難うございました。また年明けにお会いしましょう。

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