地域連携懇談会

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クリニックの診察室からは医科研さんの緑溢れる敷地が窓一面に広がり、美しい借景に毎日癒されています。

診察室から見える医科研附属病院。
懇談会のお土産は・・・エリカのチョコレート!でした。



先日、東京大学医科学研究所附属病院の地域連携懇談会に参加しました。
2019年に初参加した時は、どんな病院だろう?冷たーい先生方だったらどうしよう・・・と恐る恐る伺いました。

ところが先生方も事務の方、看護師さん達も白金台メディカルクリニックをご存知で、笑顔の絶えない温かな歓待にとても驚いた記憶があります。


今回は2回目の参加でしたが、先端医療研究センター感染症分野の教授でいらっしゃる四柳病院長先生が優しい笑顔で迎えて下さいました。この3年近く研究や病院内のコロナ対応、国民への情報発信にも携わりどんなにか激動の時期が続いたことでしょう。

私には想像もできない激務の中、地域の医療連携を大切にされる強い決意でこうして対面で再会できたことを非常に嬉しく思います。


さて、今回お二人の先生の貴重な講演を聞くことができました。
治療の手立てが無い脳腫瘍の世界初のウイルス療法を実現された脳外科の藤堂先生。がん患者さんの心にがっちりと寄り添い、天才的なロボット操作の技術に更なる努力を重ねる外科の志田先生。

人の話を聞いて感動することもこの頃は滅多にありません。でも、お二方のお話には感動で痺れるほどでした。天恵の才能を持ち非凡な努力を続けた結果、不可能を可能に変えられるのだと思います。

医科研病院の先生方は皆さま、同じ医師として圧倒されるほど医療への尊い志を持ち、かつ深い患者愛をお持ちでした。こんなに素晴らしい先生方が世界トップレベルの最先端医療を牽引してくださっているのですね。私もまだまだ未熟な努力不足なところだらけなのですが、先生方に1ミリでも近づけるよう頑張ろうという気持ちにさせられました。

8階のトミーホールより見える東京の夜景も綺麗ですが、先生方の医療への思いはもっともっと輝いていました。



近隣の医療機関との連携も大切に、協力し合って患者様のお力になれるよう努力を続けたいと思います。